今日のTBSの「筑紫哲也のNEWS23」で、筑紫さんとライブドアの堀江社長との対談、興味深いものがありました。叩かれてもへこたれない信念に基づいて行動する勇気ある経営者として頑張って欲しいと思います。鶴章さんもコメンテーターとして登場してましたね、さすがIT専門記者、面目躍起です。
なにかと話題を振りまいている堀江社長ですが、企業買収が当たり前の欧米から見るとニュースでは無いのかもしれないけど、日本の常識では大きな摩擦を起こしているのも事実ですが、既得権益を守りたいだけの悪あがきのようにも写ります。守旧派と急進派、既存勢力と新興勢力という構図が見え隠れしているように感じます。
肝心の対談・インタビューですが、私なりにキーワードを書き留めておきます。
既存メディア :ITメディア
プッシュ型 :プル型
一方的なジャーナリズム:参加型ジャーナリズム(例:blog)
盲目的押しつけ:自分で発信し自分でチョイス=メディア・リテラシー
:ネット上でスクリーニング
:ニッチがマスに(興味があれば口コミで、例:電車男)
ミス・冤罪・誤解を生む:嘘は分かるのでメジャーにならない
>なにかと話題を振りまいている堀江社長ですが、
>企業買収が当たり前の欧米から見るとニュース
>では無いのかもしれないけど、日本の常識では
>大きな摩擦を起こしているのも事実ですが、
>既得権益を守りたいだけの悪あがきのようにも写ります。
>守旧派と急進派、既存勢力と新興勢力という
>構図が見え隠れしているように感じます。
見かけ派手で、旧態已然の社会をぶっ潰すアンチヒーロー、という構図がウケている理由かも知れませんが。
堀江社長に、M&Aをされた側の社員の末路はご存知ですか。90%解雇、残留も賃金カット、残業費なしという実態を知った上でも、そんな「信念に基づいて行動する経営者」などというヒーロー然とした人物像は描けますかね。
もちろん、能力があれば生き残れますし、高給も取れますよ。でもね、その高給を取るために、何人の人間を踏みつけにし、押しのけていかなければいけないか、という視点がごっそり抜け落ちているような気がします。
僕には無理です。そこそこで結構です。もちろん、それを負け犬というなら、負け犬で結構です。しかし、普通でいい、そこそこでいい、という社会を作ってきたのも、守旧派といわれる人たちであることも事実ですね。一億総中流という社会の、どこがどう、いけないのですか。
それを言わないで、守旧派と対決するニュータイプの経営者、改革者、と持ち上げて報道する古館にしろ、筑紫にしろ、所詮、普通の人のサイドにはたっていない連中の言うことですから、どうしたってナナメに見ますよってことです。
ううむ、アラシみたいになってしまった。
Posted by: へろそ : March 9, 2005 03:18 PMコメント歓迎します、どうも。
華やかな表舞台の裏側までは考えてはいませんでしたね。確かに買収とか合併された側の悲哀はあるでしょう、私自身、買収される当事者じゃないし、勝ち組とか負け犬とか、あまり好きな言葉ではありませんが、実際に生き馬の目を抜くような欧米的な買収劇は、好むと好まざるとこれからは現実にあり得る時代だと思います。
今回は、生き残りとか、友好的な提携とは違いますし、金儲けというのともちょっと違うような気がしてます。自分がやりたい、理想を掲げるのは良いことだし、やろうとしていることは、時代の流れ・良い方向なんだと思います。ただ金を注ぎ込んででも無理矢理やるという堀江社長のやり方が、非難を受けているんでしょう。
でも金とコネと政治力、全てが揃わないとダメ、若造の好きにはさせない・・・という旧態依然な現実も寂しい限りです。そういう意味では新旧対決という単純な構図を思い浮かべてしまいます。
ヒーローとまでは言わないけど、今までにないタイプの人間が出てきたのではないか・・・出すぎず遅れず仲良く歩調を合わせて、なぁなぁで済ませてしまう日本的ではないという意味でです。たぶん彼のような人物が今、居なかったとしても、数年後には、たぶん同じような人物が出てくるんじゃないでしょうか、日本人とは限りませんけど。
メディアに関しての社会の動き・トレンドは、たぶん堀江社長のいうような方向に進んでいるんだと勝手に思っていますが、その動き・ドライブをほんのちょっと早めているだけなんでしょう、きっと。
しつこいカキコで恐縮ですが(w
新しいタイプの経営者でも、三木谷さんとか、孫さんみたいに、叩かれながらもひとかどの人物、常識人である場合もあるわけで。
どんなキワものでも、極めれば本物になるという例が片方にある。本物は、自分の手で事業を始めて、それで成功してますよ。孫さんなんか、国を相手に戦争してますが。フジの日枝相手に苦戦している堀江氏とは大違いだ(w
重田氏のマガイモンであるホリエモンが隆盛を誇っていますが、その重田氏は、地道にコピー機を売って、かつての禍々しいヒカリモンから脱却している。重田氏も、本物になりつつある。
やりたいことがある(?)、から、M&Aで手っ取り早く立ち上がってそうなビジネスを買い取って、地道な努力というのをショートカットする、
したつもり、っていうのがホリエモンのいつものやり方ですね。やりたいことは、地道な積み重ねで実現するのが本物だ、と思っている僕には、堀江氏の「金を積めば本物も買える」という態度は危ういものに映りますがね。買いたいのは、本物じゃなくて、金のなる木でしょう?と。
まあ、僕なんかが反発しなくても、そのうち、なんか堀江氏の失態があれば、マスコミからの袋叩きが始まりますよ。
そのときは、堀江氏の擁護論をやりますので(w
どちらかというと経営者というよりは、起業家、実業家に近いタイプじゃないのかという感じですね。もちろんトップですし、成功者であることは間違いないですけど。
公の場に出る時もノーネクタイで強烈に個性をアピールしてます。アメリカの大統領とか、大物俳優がジーパン、ノータイ、時にボロボロのセーターを着てインタビューを受けるのと同じですが。
「やり手」と「人格者」は、また別物ですし、仕事のスタイルは、賛否両論あって当然でしょう。特に私が堀江社長のやり方をほめているわけではありませんが、本物か偽物かは別として、浪花節的な価値観じゃなく、ドライな価値観を持った方と言えるのかな? あくまでも印象ですけど。
もし彼が何か失敗したら、それこそマスコミの格好の餌食になるのは間違いないですね。その点は、同感です。
Posted by: Spock : March 10, 2005 10:19 PM