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January 28, 2007

「Google」は、神か悪魔か?

先日、NHKで放映された「Google革命」興味深い内容でした。特に目新しい内容は無かったものの、全く知らない方にはどう映ったんだろうか? 翌日には、職場でも結構、話題になってました。やはり、革命、衝撃なものなのだろうか・・・。

人が行動できる範囲、知り得る範囲は限られている、それは肉体という実体があるから自ずと制限がある。でもネットという世界は、現実を離れた世界、まるで幽体離脱のように物理的制限を解き放つ。

結果として実体をも変化させてようとしている・・・情報は物理的な実体をも動かすことがあるのは、実際のことだし、革新だとは感じています。

番組の中でCEOは、「全世界、全人類の情報を整理する、把握する」というようなことを述べていました。世の中の情報が形のあるものである限り、それは実現が可能だと思えるし、それは到底、不可能でもあると思える。

「Google」は、全知全能の神になろうとしているのか? はたまた人心を支配する悪魔になろうとしているのだろうか? 

「検索」という行為は自らの能動的な取捨選択という行為であり、取捨選択という手段は評価の一部分ではある、しかしその分母は、ベースとなる情報の集合体であることには間違いない。

グーグルによってその分母は無限に広がりはするが、その方向、集まる恣意的な情報、その集合体の一部が意図的に欠落するという事実は存在しているとしか言いようがない。

無料で利用できるというのは、たぶん勘違いで、ビジネスモデルである以上、何かを求める以上、情報をもらうということは、逆に情報を知らないうちに取られているのは確かである。利用しているつもりが利用されているということに他ならない。

グーグル八分、情報操作、ルールと不正、裏の世界と表の世界、理想と現実・・・いろいろな言葉で言い表せるが、その便利さと裏腹に巧妙な誘導がある。知らないうちに歪められ、操作されている世界である。

誰もが自由に平等に利用していると思われているが、実はそうではないということが問題なのである。物理的な境界を無くすネットの世界だが、その内包する問題は、古くて人間臭いなものと少しも変わらないと思っている。 

「グーグル政府」「グーグル通貨」などという言葉を聞くと心中穏やかではないが・・・やはり、明日も私はグーグルを使い続けるだろう。


投稿者 spock : January 28, 2007 10:05 PM | トラックバック
コメント

神か悪魔か・・・たかが検索エンジンごときにそんなたいそうな陰謀論を持ち込むかね(笑)

確かに、中国政府の要望を受け入れて宗教・思想情報を非表示にする現実を笑っていられないのも実情だけど、Googleが公平に検索結果を表示するなんて誰も約束していないんだし、検索に引っかからない情報がある、検索順位は恣意的なもの、というのはYahooみたいなディレクトリ型なら当然のごとく受け入れているのに、なぜGoogleなら恣意的表示をしていないと思い込むのか、そっちの方が不思議だけれど。

気になるなら、いっぺんムーターとか使ってみたらどうですか?昔は、Yahoo、Infoseek、千里眼といろいろ使い比べていたのに、いつかしらGoogleだけで事たれりになっていっているし、確かに一極化は問題ありだと思うから。

Posted by: へろそ : January 29, 2007 04:32 PM

ムーター ・・・ ググってみるか・・・

Posted by: Spock : January 29, 2007 11:29 PM
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